被災している球児たち 〜三条高校野球部〜
2004年7月15日 新潟の野球まずお知らせから。
日記リンクを少し変更しました。
長いこと更新のない日記のリンクを整理したり、以前相互だったけどしばらく更新がなくて解除していた日記を再リンクしたり、削除予告している日記のリンクをはずして新たに読みたい日記をリンクしたり。
そんな訳でリンクに関わっている日記の方々、ご了承願います。
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現在大変な事になっている新潟ですが。
今日の夕方のローカルニュースで、被災している高校球児の特集をやっていたので、今日はこれをネタにしたいと思います。
元々はNT21という局(テレビ朝日系列)でやっている夕方のニュース「Jチャンネルにいがた」の中で、7月頭から高校野球特集で毎日1校ずつチーム紹介がされていたのですが、本日は高校野球速報ということで、今回の豪雨で被害にあった高校の球児の状況が取材されていました。
豪雨の被災地となった三条市ですが、三条市内の高校は現在、三条・三条東・三条商・新潟県央工業(旧・三条工)の4校あり、その中でも一番被害の大きかった三条高校が取り上げられていました。
三条高校のグラウンドは今日になってやっと水が引いたようですが、グラウンドの状態がもうぐちゃぐちゃ泥だらけの酷い状況になっていました。
一番酷い時で、水深1m位まで来ていたそうです。
なので野球部員達はまず道具を部室の建物の2階へ避難させたようですが、それでも全部引き上げるのは無理だったようで、たぶん引き上げることのできなかった泥だらけの状態のボールやグラブが映像に映っていました。
部員達は避難している間、お互いに携帯のメールで連絡を取り合って安否の確認をしていたようで、部員全員の安否が確認できたのはやっと今日になってからだそうです。
そして部員の中にはまだ自宅に帰る事のできない球児もいるんだとか(きっと浸水被害のひどい地域の子ではないかと)。
今はとりあえず集まれる選手達から練習を始めたそうです。
そして主将の栗山くんはこうインタビューに答えていました。
「今の目標は、明後日の開会式に全員参加できること。」
「被害にあっている人達の、励みになるように頑張っていきたい。」
と。
そして三条高野球部の宮川監督は
「みんなこれ位の事じゃめげない精神力で今までがんばってきている。」
そう言っていました。
地区予選を直前にしての被災は、すごく大変だったと思います。
でもそれを乗り越えて、大会に向けて頑張っている球児達がいる−今日はそんな光景を垣間見た気がします。
甲子園までは届かないかもしれないけど、それでも特に3年生は高校最後の大会だし、一生懸命やってきたという気持ちは、他の球児たちと全然変わりないでしょう。
こんな時に本当は試合どころじゃないのかもしれませんが、球児達の頑張りは絶対周りの父兄、そして地域の人々に伝わるハズです。むしろ主将の言った言葉のように、他の被災している人達の励みになるよう、そして自分たちも悔いの残らないよう、精いっぱいプレーして頑張って欲しい−心からそう思いました。
なお、現在日本高野連から道具を援助したい、という話も出ているそうです。
全国各地で地方予選が始まっていますが、甲子園に出られない学校でも、今回の被害の中で負けずにひたむきに頑張っている球児達がいる−
そんな事をみなさんの心にも留めておいて欲しいと思い、今日はこの日記を書きました。
今年の夏の地区予選新潟県大会、生で観戦するのはもちろん初めてですが、ちょっと今までとは違った気持ちで観戦してみようかな、と思います。
日記リンクを少し変更しました。
長いこと更新のない日記のリンクを整理したり、以前相互だったけどしばらく更新がなくて解除していた日記を再リンクしたり、削除予告している日記のリンクをはずして新たに読みたい日記をリンクしたり。
そんな訳でリンクに関わっている日記の方々、ご了承願います。
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現在大変な事になっている新潟ですが。
今日の夕方のローカルニュースで、被災している高校球児の特集をやっていたので、今日はこれをネタにしたいと思います。
元々はNT21という局(テレビ朝日系列)でやっている夕方のニュース「Jチャンネルにいがた」の中で、7月頭から高校野球特集で毎日1校ずつチーム紹介がされていたのですが、本日は高校野球速報ということで、今回の豪雨で被害にあった高校の球児の状況が取材されていました。
豪雨の被災地となった三条市ですが、三条市内の高校は現在、三条・三条東・三条商・新潟県央工業(旧・三条工)の4校あり、その中でも一番被害の大きかった三条高校が取り上げられていました。
三条高校のグラウンドは今日になってやっと水が引いたようですが、グラウンドの状態がもうぐちゃぐちゃ泥だらけの酷い状況になっていました。
一番酷い時で、水深1m位まで来ていたそうです。
なので野球部員達はまず道具を部室の建物の2階へ避難させたようですが、それでも全部引き上げるのは無理だったようで、たぶん引き上げることのできなかった泥だらけの状態のボールやグラブが映像に映っていました。
部員達は避難している間、お互いに携帯のメールで連絡を取り合って安否の確認をしていたようで、部員全員の安否が確認できたのはやっと今日になってからだそうです。
そして部員の中にはまだ自宅に帰る事のできない球児もいるんだとか(きっと浸水被害のひどい地域の子ではないかと)。
今はとりあえず集まれる選手達から練習を始めたそうです。
そして主将の栗山くんはこうインタビューに答えていました。
「今の目標は、明後日の開会式に全員参加できること。」
「被害にあっている人達の、励みになるように頑張っていきたい。」
と。
そして三条高野球部の宮川監督は
「みんなこれ位の事じゃめげない精神力で今までがんばってきている。」
そう言っていました。
地区予選を直前にしての被災は、すごく大変だったと思います。
でもそれを乗り越えて、大会に向けて頑張っている球児達がいる−今日はそんな光景を垣間見た気がします。
甲子園までは届かないかもしれないけど、それでも特に3年生は高校最後の大会だし、一生懸命やってきたという気持ちは、他の球児たちと全然変わりないでしょう。
こんな時に本当は試合どころじゃないのかもしれませんが、球児達の頑張りは絶対周りの父兄、そして地域の人々に伝わるハズです。むしろ主将の言った言葉のように、他の被災している人達の励みになるよう、そして自分たちも悔いの残らないよう、精いっぱいプレーして頑張って欲しい−心からそう思いました。
なお、現在日本高野連から道具を援助したい、という話も出ているそうです。
全国各地で地方予選が始まっていますが、甲子園に出られない学校でも、今回の被害の中で負けずにひたむきに頑張っている球児達がいる−
そんな事をみなさんの心にも留めておいて欲しいと思い、今日はこの日記を書きました。
今年の夏の地区予選新潟県大会、生で観戦するのはもちろん初めてですが、ちょっと今までとは違った気持ちで観戦してみようかな、と思います。
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