ISBN:4088768418 コミック 飯星 シンヤ 集英社 2005/08/19 ¥500
 
そういえばこの漫画、現在進行形でどこかの漫画雑誌で連載する、という記事は見てましたが、そのうちコミックス化されるだろうと思ったのでそれまで待とうと思ったんですよね。
でつい先日、スポニチの裏一面で連載している「ドキュメント パ・リーグ発」で紹介されてたので
「ああ、ついに出たか!」
と知ったので、その後本屋で買った次第です。
 
で、実は買ったけどまだ読んでないんですね(^_^;
<私の悪いクセ。読みたい本でも買っただけで満足してなかなか読まない(爆)
表紙見てわかるとおり、表紙の人間は多分岩隈でしょう。
 
今年の楽天シーズンと同時進行内容らしいので、下巻が出るのはシーズンが終わってからか、年末になるでしょう。
下巻出た時に買うのを忘れないようにしなきゃ
<おいおい
 
 
ちなみにスポニチで紹介されてた時に、記事本文中で
「スポーツでブームが起こる時、その時代にはかならず人気となる漫画が存在している。
『巨人の星』が人気だった頃はプロ野球人気全盛期、『キャプテン翼』は実際にそれを読んで育ったJリーガーも多数だし、『アタックNo.1』が流行った頃は女子バレーボール人気真っ盛りだった。」
というような事が書かれていて納得しました。
 
で、プロ野球人気が下降気味と言われる今、あえてこの漫画を出したのは
「プロ野球界でスト、そして新球団誕生という事自体が歴史的出来事だったから」
ということで、人気とか云々関係なく、今回の出来事の漫画化を進めた、との事です。
 
とにかく、楽天ファンもそうじゃない野球ファンも、一度目を通してみてはいかがでしょうか
<自分がまだ読んでないので説得力がないかもですが(苦笑)
ISBN:4537140062 単行本(ソフトカバー) 石井 裕也 日本文芸社 1999/11 ¥1,260
 

前回の日記で“サイレントK”こと石井くんの事についてちょっと触れたので、今回はこの石井くんの自伝レビューでも書こうかと。
 
 
私がこの本を買ったのは初版が発売された年のその秋、つまり石井くん本人が高校3年生の時で、ドラフトにかかるかどうか、という時期でした。
石井くんは左耳が感音性難聴という症状であり、右耳も補聴器を使わないと聞こえない位だという事ですが、石井くんにとっては野球をする上でこの障害を持っている事は特に苦とは思わなかったようです。逆にマウンドで集中したい時はわざと補聴器のスイッチを切り、“無音”の状態にして集中できるので良い、と述べていました。
 
本を読んでいく上で、本人は幼い頃から難聴をあまり苦にはしていなかったようですが、親や家族、周りは色々大変だったと思います。でも周りの人の理解と協力があったからこそ、石井くんは自分の良い部分=野球の能力を伸ばすことができたんでしょうね。
あ、ちなみに石井くんは地元・横浜ベイスターズのファンだそうです(笑)。
 
この本を読んでから、私は石井くんが個人的に応援して行きたい選手の一人になりました。ドラフトではプロには指名されませんでしたが、社会人野球へ進むに当たってこれもまた会社の理解もあったと思われ、石井くんは周りの人達にすごく恵まれたんだな、と思いました。
石井くんは三菱重工神戸(当時)に入社しましたが、今はこのチームはクラブ化されていますが、多分会社には残れているんだと思います。
 
そして今年は東芝の補強選手として都市対抗本戦に出場できました。そのマウンドを私は生で見る事ができたので、それでとても嬉しかったのです。
本当は好リリーフしてベンチに戻ってきた時、「ナイスピッチング!」等の声をかけたかったのですが(ベンチ上に座っていたので(^^;)、きっと石井くんは補聴器の電源を切ってて聞こえないだろうと思い、試合が終わってベンチに戻る時に、石井くんに見えるように私は大きな拍手の動作をしたんです。そしたらその様子はどうやら気付いてくれたようです(^-^)。
 
本当は補強じゃなく自分のチームで出たかったんだろうと思いますが、それでも一生懸命ピッチングしている姿はステキでした。
JTに負けた試合では先発だったようですが、2失点したとは言え、きっと堂々のピッチングだったと思います。
 
 
というわけで、今回は本と今年の都市対抗の話を交えたネタにしてしまいましたが、日本では障害を持ってプレーしている選手や球児は他にも義足の曽我くん(龍谷大)、左目が全く見えない球児・天野くん(浜松商)らがいます。でもそんな中でも自伝の出ている選手というのはあまりいないので、野球好き・高校野球好きの人にはぜひオススメしたい一冊です。
「アマチュア選手の自伝」ってなかなかないですしね。
 
ISBN:4063143422 コミック ひぐち アサ 講談社 2004/03/23 ¥540
  
このマンガに最近めちゃくちゃハマってまして、実は日常日記の方でも取り上げたんですが、布教の為に野球日記でも取り扱うことにしました(笑)。
<私のサイトから日記来てる人だとネタダブリですみません
 
タイトルと表紙でわかる通り、高校野球マンガです。でも内容的には試合中心に進んでいくというよりは、主人公を中心としたチームメイト達の成長が描かれている、といった感じでしょうか。月刊アフタヌーンにて好評連載中です。
作者は女性ですが、やはり男性漫画家が描く野球マンガとは一味違った感じがします。
でもとにかく
 
面白いのですよ!!
 
登場人物は「超」がつくほどの弱気なピッチャー・三橋が主役。そしてそんな弱気ピッチャーをエースにするべくリードで引っ張る強気な捕手の阿部(彼もまた捕手というものが何かに目覚めていく)、強豪リトルシニア出身で才能があるのに、家の近さだけで高校を選んだ天然な4番打者の田島、彼らが所属する西浦高校に野球部を復活させた鉄腕女監督の百枝(通称・モモカン)、監督が女だということで最初は入部するつもりがなかったのに、結局入部して田島に軽くコンプレックスを抱く花井、可愛いマネージャー(今のとこマスコットキャラ的存在)、そして三橋を追い出す事になった(?)中学時代の元チームメートら、等々。
それぞれの成長も見物ですが、ストーリーの中に野球の専門知識もちょこちょこ混じっているあたりも割と本格的だと思います
(作者もよく勉強したなぁ・・・と思った)。

まさに

「これぞ青春系高校野球マンガ!!」

と言ったところでしょうか(^-^)b
 
今はまだ単行本しか読んでいませんが、この「おお振り」目当てにアフタヌーン本誌も買っちゃおうかなぁ・・・位のイキオイです(^^;
 
野球好きな方、特に高校野球好きな方にはオススメの一冊です。
さぁ、これを読んで興味を持ったそこのアナタ、今すぐ本屋へLet’s go! (笑)

  
ちなみに私は友人に勧められてまんまとハマったクチです(^_^;
 

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